🏢 マンションで例えると超わかりやすい!
あなたはマンションに住んでいます。何か問題が起きたとき、
それは
「建物全体の問題」
ですか?それとも
「あなたの部屋だけの問題」
ですか?
🏢 マンションの構造とステータスチェック
(建物全体)
(各部屋)
(Instance 1)
(Instance 2)
(Instance 3)
💡 ポイント: 建物(System)が壊れたら全部屋に影響!部屋(Instance)の問題はその部屋だけ!
🔍 2つのステータスチェックを理解しよう
System Status Check
建物全体の問題(AWSの責任範囲)
- 建物全体の停電
- 共用エレベーターの故障
- 本管の水漏れ
- インターネット回線の障害
- 物理ホストの障害
- ネットワーク接続の問題
- 電源供給の問題
- ハードウェアの故障
チェック項目
Instance Status Check
あなたの部屋の問題(ユーザーの責任範囲)
- 部屋のブレーカーが落ちた
- エアコンが壊れた
- ルーターの設定ミス
- 家具の配置で動線が悪い
- OSのカーネルパニック
- メモリ不足
- ネットワーク設定の誤り
- ファイルシステムの破損
チェック項目
📊 詳細比較表
(建物レベル)
(部屋レベル)
(別の物理ホストに移動)
(OS・設定の修正)
別ホストに自動移動
自動再起動
(同じ建物の全部屋)
(その部屋だけ)
🔧 問題が起きたときの対処方法
建物全体の問題 = あなたには修理できません!AWSに任せて引っ越しましょう
-
インスタンスを停止
AWS CLIまたはコンソールでStop -
少し待つ(5-10分)
AWSが状態を確認する時間 -
インスタンスを起動
自動的に健全な物理ホストに配置される -
ステータスチェックを確認
緑色の✓になれば完了!
⚠️ 注意: Reboot(再起動)では物理ホストは変わりません!
部屋の問題 = あなたが修理する必要があります!
-
原因を調査
CloudWatch Logs、システムログを確認 -
インスタンスを再起動(Reboot)
一時的な問題なら再起動で解決 -
それでもダメなら詳細調査
- メモリ不足?
- ディスク容量不足?
- 設定ミス? -
問題を修正
設定変更、不要ファイル削除など
• カーネルパニック(OSクラッシュ)
• メモリ不足でOOMキラーが発動
• ディスク容量100%
• ネットワーク設定の誤り
🎬 よくあるシナリオ
シナリオ1: 物理ホスト障害
状況: 突然インスタンスに接続できなくなった
診断:
- System Status Check: ✗ Failed
- Instance Status Check: ✓ OK
原因: 物理サーバーのハードウェア故障
対処: Stop → Start で別ホストに移動
シナリオ2: カーネルパニック
状況: アプリケーションが応答しない
診断:
- System Status Check: ✓ OK
- Instance Status Check: ✗ Failed
原因: OSのクラッシュ
対処: Rebootで再起動
シナリオ3: ネットワーク障害
状況: pingが通らない
診断:
- System Status Check: ✗ Failed
- Instance Status Check: ? Insufficient Data
原因: 物理ネットワーク機器の障害
対処: AWSサポートに連絡 or Stop → Start
シナリオ4: ディスク容量不足
状況: アプリケーションがエラーを吐く
診断:
- System Status Check: ✓ OK
- Instance Status Check: ✗ Failed
原因: ディスク使用率100%
対処: 不要ファイル削除 or ボリューム拡張
🖥️ AWSコンソールでの表示例
💡 知っておくべき重要なTips
CloudWatch Alarmで自動復旧を設定すると、ステータスチェック失敗時に自動的にインスタンスを復旧
StatusCheckFailedアラームを設定して、問題をすぐに検知できるようにしましょう
System問題は「Stop→Start」、Instance問題は「Reboot」を使い分けましょう
ステータスチェックは1分ごとに実行されます。問題検知は迅速!
EBSボリュームはインスタンスの移動(Stop→Start)でも保持されます。安心!
本番前にテスト環境でStop→Startやアラームの動作を確認しましょう
🎓 まとめ
System Status Check
建物全体の問題
AWSの責任
対処:Stop → Start
Instance Status Check
あなたの部屋の問題
ユーザーの責任
対処:Reboot or 設定修正
🎯
覚えておくべきこと:
マンションのトラブルと同じ!
建物の問題か、部屋の問題かを見極めることが大切です✨