電話帳の共有で理解するクロスアカウント関連付け
Route 53のプライベートホストゾーンを、社内電話帳の共有で分かりやすく説明します!
社内専用の電話帳・住所録
です。
「田中さんはどこにいますか?」と聞くと
「3階の経理部です」と答えてくれるサービス
社内電話帳
👆 「田中さんの内線番号は?」
📞 「内線1234番です」
👆 「サーバー室はどこ?」
🏢 「地下1階です」
Route 53 プライベートホストゾーン
👆 「api.company.local のIPは?」
🌐 「10.0.1.100です」
👆 「db.company.local のIPは?」
💾 「10.0.2.50です」
会社内部だけ
で使える住所録です。
社外の人は見ることができません。
社内のサーバーやサービス
の場所を記録しています。
独立した組織
です。
それぞれの会社が独自の電話帳を持っていて、
通常は
他の会社からは見えません
。
電話帳を使える範囲
を決めます。
A社の電話帳をB社のオフィス(VPC)でも
使えるようにする設定
です。
他の会社と電話帳を共有
することです。
A社の電話帳をB社でも使えるように
特別な許可
を与えます。
アカウント: 123456789012
Route 53 プライベートホストゾーンVPC関連付け
A社がB社のVPCにアカウント: 210987654321
VPC: vpc-0abcdef123456789B社の社員が「api.company.internal はどこ?」と聞く → A社の電話帳が「10.0.1.100です」と答える
プライベートホストゾーンを作成
→ 社内専用の電話帳を作成
→ ドメイン名: company.internal
→ 最初はA社のVPCのみに関連付け
電話帳に連絡先を追加
→ 各サーバーの住所を登録
→ 例: api.company.internal → 10.0.1.100
他の会社に電話帳の利用許可を申請
→ Route 53コンソールで「VPC関連付けの作成」
→ B社のアカウントIDとVPC IDを指定
A社からの電話帳共有申請を承認
→ Route 53コンソールで「VPC関連付け」を確認
→ 「Pending」状態の申請を「Accept」
B社のVPCから電話帳を使ってみる
→ B社のEC2インスタンスから名前解決をテスト
→ A社の電話帳が正しく答えることを確認
🏢 A社(ホストゾーン所有者)
🏢 B社(利用者)
1つの電話帳を複数のアカウントで共有。管理が楽になります
重複したホストゾーンを作成不要。料金も1つ分だけ
プライベート環境での名前解決。外部からは一切見えません
IPアドレス変更時も電話帳の更新だけでOK。各アカウントでの作業不要
新しいアカウントが増えても簡単に電話帳を共有可能
覚えやすい名前でサーバーにアクセス。IPアドレス不要
本社のシステムを支社から利用
→ 本社:プライベートホストゾーン所有
→ 支社:本社の電話帳を利用して社内システムにアクセス
→ 例:支社から「hr.company.internal」で人事システムにアクセス
環境ごとに異なるアカウント
→ 本番アカウント:プライベートホストゾーン管理
→ 開発アカウント:本番の電話帳を参照
→ 例:「api.company.internal」が開発・本番で同じ名前、異なるIP
親会社のシステムを子会社が利用
→ 親会社:共通システムのホストゾーン管理
→ 子会社A, B, C:親会社の電話帳を利用
→ 例:「accounting.group.internal」で経理システム共有
サービスごとに異なるアカウント
→ 各マイクロサービスが独立したアカウント
→ 共通のサービスディスカバリとして電話帳を利用
→ 例:「user-service.microservice.internal」でユーザーAPIにアクセス
📖 プライベートホストゾーン = 社内専用の電話帳(IPアドレスの住所録)
🏢 AWSアカウント = 会社・部署(独立した組織)
🔗 VPC関連付け = 電話帳を使える範囲の設定
🤝 クロスアカウント関連付け = 他の会社との電話帳共有
📞 設定の流れ:
🎯 初心者へのアドバイス:
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